今回初めて歴史(といってもテレビの話)について書きます。
興味ない人は飛ばしてね。
今週、Webのニュースで今回のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の視聴率がワースト2位だったという記事を見ました。
一応すべて見ましたが、実は、途中で見るのをやめようかと思ったときもありました。どうも脚色が行き過ぎていることと、戦国時代の大河のわりに壮大さに欠けるかなと。まあ、予算もあるのでしょう。これまでも戦国物などの次には低予算と思われるものが来て、交代でという傾向はあったので。
来年は「紫式部」、やはり、合戦シーンのなさそう(というか、ありえない?)で、ロケ撮影も少なそうです。着物は高いかもしれないですが、私は興味なし。
そのまた次も江戸時代の時代劇。どこまで期待できるかですが、「雲切仁左衛門」とどちらが勝つか。
低視聴率の作品群を見ると、やはり割と軽めのものが多いようです。特に最近は若者を大河に取り込もうということでしょうが、そもそもテレビを見ない世代を取り込もうというは無理なのでは?と思ったりました。
しかし、そういう状況でもあるにもかかわらず、民放の「VIVANT」は非常に話題になりましたし、壮大さも大河並み、と言っては言いすぎでしょうか?
NHKでは、近代の大河の時には「大型時代劇」などをいれて、戦国好きをつなぎとめていました。例えば、古い話ですが、1985年「春の波濤」の時には「真田太平記」をやってました。この「真田太平記」は、見たことのない方はDVDなどで是非一度見てください。
「真田丸」で草刈正雄さんが真田昌幸を演じたときに少し話題になりました。「真田太平記」では真田信繁(幸村)役だったためです。
各地で、地域おこしも兼ねて「地元の武将の○○を大河に!」という活動が行われていますが、いろいろ題材はあるような気がします。昔は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、それに、上杉謙信、武田信玄の軸が何度も放映されて主流でした。
今では、前田利家、山内一豊、明智光秀、毛利元就、直江兼続、黒田官兵衛など、天下を取っていない武将や、戦国に興味ない人であればほとんど知られていない武将、負け側となった武将もいろいろ入ってきているのはいい傾向です。地方も一時的に盛り上がりますし。あと、かなり前だけど伊達政宗もよかったな。
私としては、結果的に賊軍となった明智(真田は別格ね)をやったんだから、関ヶ原の最大の役者で、歴代の戦国大河でも欠かせない存在(いつも有名な役者さんがやってますし)である「石田三成」をぜひやってほしいところです。
原作となりそうな小説もいっぱいあるので。