XMLファイルのテキスト部分だけを目立たせる方法(XMLBluePrint)
XMLファイルを編集するとき、不用意にタグを編集してしまうリスクを減らす必要があります。
もちろん、最終的にバリデーションするでしょうから、編集途中はあまり気にしなくてもよい、という人があるとは思いますが。。。
ただ、文章を編集する人が必ずしもXMLを良く知っているとは限らず、その人たちに「ここが触っていい部分だよ」と分かりやすくするほうが親切です。
タグをロックして触らせなないようするなど、高度な編集コントロールも考えられなくないですが、シンプルなXMLエディターで何かできないかと思いました。
最近、XMLエディターを「XMLBluePrint」に変えたんですが、その機能で、編集対象の文章部分だけ色を変える、ということしたので記録として書いておきます。
※ 実は、私が使っているバージョンは執筆時点(2024/3/18)ではダウンロードできません。開発元に頼んで、これに関する問題を修正したバージョンを特別にもらいました。 なので、近い将来のバージョンで、ここに書いている機能は使えるようになると思います。 |
XMLBluePrintでXMLファイルを開くと次のようになっています。
タグには色がついているので、XMLがわかる人にはタグ部分とテキスト部分の区別はすぐにつくと思います。
また、「黒い文字の部分だけ編集してね」ということで済む場合もあります。
今回は、XMLBluePrintを使って。ここであえて編集可能な部分だけに色を付ける、という手順をまとめます。
「設定」>「色…」を選択します。
「カテゴリ:」で「XML」を選択します。
「項目:」の欄から「Text」を選択します。
次に、「アイテムの背景色:」で、例えば「シアン」を選択します。
「OK」とすると、編集可能なテキスト部分だけ、シアンの背景色が表示されます。
例えば、編集途中で誤ってタグを編集すると下のように背景色がなくなるのですぐに「あっ、やばい」となるわけです(Ctrl+Zで戻します)。
ちなみに、行を折り返して表示する場合は、ツールバーのボタンを押すだけです。
表示はこんな感じになります。
今回の手順を踏んでも、本文中に「 」(空白文字)のような特殊文字を入れると色はつかないので注意が必要。
ではでは。