RedmineベースのRedmine X を使ってみる(8.WBSでタスクの作成)
Redmine XのWebサイトはこちら
これまで、一番上位の親プロジェクトを定義して、タスク(チケット)を定義してきました
一旦、タスクが全くない状態にして、もう一つの方法でタスクを作ってみます。
それはWBSを使う方法です。
Redmine Xには、マインドマップ的にWBSを行う方法があるので、これを使うと視覚的にブレークダウンを行っていくことができます。
- プロジェクトの上部のメニューで「WBS」を選択します。メインの画面がマインドマップを作成する画面に切り替わります。
- トップのプロジェクトの項目(ラスベガス現金強奪)を右クリックして、コンテキストメニューの「追加」->「Add child」(子ノードの追加)を選択します。
- タスクの一つ、「現地下見」を入力します。
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もう一度「ラスベガス現金強奪」を右クリックして、他の子ノードを追加します。
保存をしない(ノードがグレイ)で、もう一度「Add child」をすると、既存の子ノードの再編集になります。一度保存すると、ノードが黄色になり、「Add child」をすると、別の子ノードが作成できます。
もし、保存せずに続けて子ノードを作りたい場合は、「Add sibling」(兄弟ノードを追加)を選択すれば、別の子ノードを作成できます。
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作成したノードの定義(トラッカーや優先度など)を変えようと思い、ノードを右クリックすればメニューが出てきたので、編集できできそう。
ところが、メニューが見えるので一見、できそうなのですが、次のように「フルバージョンでないとこの機能は使えないよ」と言われました。で、右下の「Get Full version」をクリックするとEasy RedmineのWebサイトに飛びます。
なんだ、この機能はEasy Software社のEasy WBSだったのね。Easy WBSは無料のようなので、入れてみようと次に進みました。
「Get full version」で、Easy WBSのページに移り、「Download free plugin」をクリックしてダウンロードの手順を進めようとすると、連絡先などを入れなければならなくなり、営業をかけられるのも嫌なので、このコンテキストメニューを使うことは断念しました。
- さて、WBSは終わったので、ガントチャートに移ってみます。きちんとタスク(チケット)が定義されていますね。ここから後は、ガントチャートの説明をしたところと同じです。
WBSの機能は、タスク(チケット)を視覚的に定義していくことには使えそうですが、それぞれをタスクをこの中でやろうとすると、「営業されるための情報」を入れなければいけないということですね。
Redmine Xからの営業であれば、今使っているから仕方がないとしても、Easy Software社に情報を出すのは避けたいなー、という感じです。