Wolfram EngineをVisualBasicで使う(6:オンラインリソースって使えるの?)
これまでは、普通の数式処理システム的な動きを確認しました。
しかし、こういうレベルは最近はPythonでもGUI付きでできるし、あえてWolfram Engineでやるのは、「好きでないと」という風になってしまいます。
Wolframのエンジンの特徴を生かすには、Wolfram Researchがこの何年か推してきたものを使ってみないと、ということで、今回はWolframのオンラインリソースのような情報が得られるのか検証します。
MathematicaでWolfram のオンラインリソースを使うには、データのダウンロードのためにインターネット接続が必要なので、今回も繋げた状態で始めます。
Wolfram言語ではエンティティ(実体)、「物理的に存在するもの」って感じ?、という呼び方をします。
- 今まで作成したプログラムを実行して、
CountryData[“Japan”, “Population”]
後ろで、なんかディスクがごそごそやって、その結果は、、、
きっちり動く。 - 単なる文字列っぽいものだといけそうなので、ドキュメントセンターの次の例を入力してみました。("Gettysburg Address"とは、アメリカの南北戦争の時に当時の大統領、リンカーンがペンシルバニア州ゲティスバーグで行った演説)
ResourceData["Gettysburg Address"] // Snippet
出力部分が小さいので、わかりにくいですが、
Four score and seven years ago, our fathers brought forth upon this continent a
と返ってきてました。
GUIをもっと整えれば、それなりかな。