Wolfram Engine
Wolfram 言語実行環境 WLJS がアップデートされた 何日か、WLJSのWebサイトにアクセスできない期間があったのですが、つながるようになってみると、なんと大きくバージョンが上がっていることがわかりました。 おさらいのために。 WLJSというのは、Wolfram M…
Wolfram Engine 14.0が出たのでWLJSを試してみた Mathemticaに少し遅れて、Wolfram Engine 14.0がダウンロードできるようになりました。 なので、まずは、WLJSで動くか試してみました。 WLJSは、バージョン0.7.xです(起動したとき、新しいバージョンがあれ…
WLJS Notebookを使ってWolfram言語を動かす(3) WLJSのページはこちら jerryi.github.io WLJS Notebookは、Mathematicaでの「Manupulate」関数はありませんが、簡単なスライダーであればできるようです。 WLJS Notebookの左のサンプルが並んでいるペインで…
WLJS Notebookを使ってWolfram言語を動かす(2) WLJSのページはこちら jerryi.github.io 今回は「Wolfram言語」とタイトルにはありますが、あまり関係がないかもしれません。 前回、WLJS Notebookで、関数のグラフを表示しました。Wolfram言語では、凡例な…
WLJS Notebookを使ってWolfram言語を動かす 以前に、Wolfram EngineにJupyterでアクセスしたり、VisualBasicでアクセスして実行する方法を試しました。VisualBasicでは、VBのコードを書く必要があったので、簡易に使うにはJupyterかなと思っていたのですが、…
Wolfram EngineをVisual Studio Codeから呼び出せるか 最近、Visual Studio Codeを入れたので、ついでに以前Visual Studio Community EditionでやったWolfram Engineとの接続も試してみました。 ここで分かったのは、Visual Studio Codeでは、VisualBasicそ…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(13:.nb/.cdfファイルの生成) VisualBasic + Woflram Engineで開発したGUIでWolfram言語のプログラムを入力して、それをノートブック(.nb)やCDFファイル(.cdf)に書き出して、MathematicaやWolfram Playerで再生し…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(12:コマンドラインのコマンドを呼び出す) 今回は、VisualBasicからWolfram言語を呼び出し、そのWolfram言語からWindowsのコマンドラインのコマンドを呼び出してみます。 すごく無駄な動きですが、Wolfram言語からコ…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(11:数式を画像にする) Wolfram Mathematicaの中で、数式を書くとき、パレット使うと、教科書に出ているような形で数式を入力できます。また、Wolfram言語で書いたものもこの形式に変換することもできます。 入力を教…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(10:機械学習の簡単な実装・続き) 線形回帰で予測値を出すということを可視化してみようと思います。 今回は、「新しい入力値」や「それに対する予測値」のテキスト欄、「手法」のプルダウンメニューはいらないと思い…
今回は、前回分を少し掘り下げて説明することにします。 Dim ml As IKernelLink = MathLinkFactory.CreateKernelLink("-linkmode launch -linkname 'C:\Program Files\Wolfram Research\Wolfram Engine\13.3\WolframKernel.exe'") ml.WaitAndDiscardAnswer()…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(1:VisualStudioでの流れを把握) Wolfram EngineをVisualBasicで使う(2:Wolfram言語の入力を受け付ける) Wolfram EngineをVisualBasicで使う(3:グラフを表示してみる) Wolfram EngineをVisualBasicで使う(4…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(8:化学構造式の描画) 今回は化学構造式を描画してみようと思います。 これはグラフの表示と同じでとっても簡単。 これまで何度も使ってきたフォームで。TexBox1、Button1、PictureBox1です。 GUIのレイアウト コード…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(7:画像ファイルの処理) 今回は画像ファイルを処理してみようと思います。 次の2つが思いつきました。 a.VisualBasic側で画像ファイルを読み込んでWolfram Engineに渡す b.VisualBasic側は画像表示のみとして、Wolf…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(6:オンラインリソースって使えるの?) これまでは、普通の数式処理システム的な動きを確認しました。 しかし、こういうレベルは最近はPythonでもGUI付きでできるし、あえてWolfram Engineでやるのは、「好きでないと…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(5:グラフィックスの対応範囲を広げる) 前回のGraphics3D関数に対応せるとと同時に、他のグラフ系の関数の対応を増やすことにしました。 関数名に共通した文字列を判断するようにIf文を拡張します。 Wlfram Researchの…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(4:入力により結果を数字とグラフで切り替える) 前回までは、数式の場合は数式だけ、グラフの場合はグラフだけ、だったので、今日は自動で切り替えられるようにしました。 あと、何回も実行すると前のものが残るので、…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(3:グラフを表示してみる) 今回は、グラフを表示してみたい。 実際やってみたところ、簡単なものであればそれほど手間はかからないことが分かった。 前回のコードをそのまま流用します。 レイアウトに「PictureBox」を…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(2:Wolfram言語の入力を受け付ける) 前回は、式をハードコードして固定していましたが、今日は文字列を入力して、応答を表示するようにします。 とりあえず、前回の続きから始めます。 一応、「Release」->「Debug」に…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(1:VisualStudioでの流れを把握) 以前はWolfram EngineをJupyterから呼び出せるようにして、ノートブックのように使えるようにした。 今回は、VisualBasicからWolfram Engineを読んで計算をさせてみたいと思います。 …
前回は、数式処理ソフト Mathematica のエンジンである Wolfram Engine を Jupyter で説明できるようにしました。 今度は Wolfram Workbench を使って、よく使われる IDE の Eclipse と Mathematica を連動できるようにしてプログラミングできるようにしよう…
ここまで連載形式で Wolfram Engine を使って書いてきたんですが、バージョン 13.1 をベースにしていました。 本日、Wolfram Research 社のダウンロードサイトを見たら、なんと、13.2 がリリースされているではありませんか。。。 Mathematica の 13.2 がリ…
前回は、ノートブックを作成して、保存するところまででした。 保存したら、次はそれを開く方法を説明する必要がありますよね。ということで、最終回はそれを説明します。 Jupyter が起動しているところから話を始めます。ディレクトリの一覧が表示されてい…
さて、普通の人は前回までで大方の目的を果たせると思います。 今回は、例えば、高校や大学で使うようなノートブック(講義ノート)みたいなものを作るための1つの方法をやってみることにします。教材を作ったり、思考過程をまとめたりするときには、式や実…
数式の処理だけでは、Wolfram Engine の面白い部分が抜けていると思ったので、今回はもう少し付け加えようと思います。 【オンラインのデータリソースを使う】 まず、データサイエンスという言葉が広く使われるようになってしばらく経ちますが、いざ自分で何…
前回までで環境の設定は終わりました。 今回は実際に計算をさせて、使い方や制限などを書きたいと思います。 Mathematica のノートブックではコードを書いて確定したら、実行するのに「Shift+Enter」を押します。Jupyter で Wolfram Language を実行するのも…
前回は Wolfram Engine をインストールするところまで書きました。 今日は Jupyter を入れて、Web ブラウザから Python のノートブックを同じ(Mathematica のノートブックに近い)環境を作ります。 ここで Python が必要になってしまうのは、仕方がないか。…
さて、今日は Wolfram Engine をインストールして、動作確認するまでをやります。 ステップごとに細切れの投稿に予定。一気にアップするとネタ切れになるのは確実なので(私の能力不足)。 【Wolfram Engine のインストール】 Wolfram Engine の本体は 1.2GB…
「ブログはじめ」として、先日から試していた検証を連載形式で書いていきます。 今後は別の興味あるテーマにも少しずつ広げていきたいなあ。 数式を処理するプログラミングとしては、以前は商用製品、例えば、MathWorks MATLAB、Wolfram Matheatica、MapleSo…