2023-01-01から1年間の記事一覧
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(2:Wolfram言語の入力を受け付ける) 前回は、式をハードコードして固定していましたが、今日は文字列を入力して、応答を表示するようにします。 とりあえず、前回の続きから始めます。 一応、「Release」->「Debug」に…
Wolfram EngineをVisualBasicで使う(1:VisualStudioでの流れを把握) 以前はWolfram EngineをJupyterから呼び出せるようにして、ノートブックのように使えるようにした。 今回は、VisualBasicからWolfram Engineを読んで計算をさせてみたいと思います。 …
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(三角ダイアグラム) 「科学的グラフ」というとこれは欠かせませんよね。 三角ダイアグラムはExcelでは描画できないグラフです。 データは次のようになっています。3列の合計は常に1(100%)となります。 0.68 …
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(関数のプロット)― 基本 Veuszでは関数を定義してプロットすることもできます。 「Insert」->「Add function」またはツールバーから選択します。 関数のプロット操作 すると最初は簡単な「y=x」のグラフが表示さ…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(ヒストグラム) 今回はExcelでランダムに発生させた整数を2列発生させて、csvファイルを作成し、それでヒストグラムを描きます。Excelでは2列のデータとします。 データを通常のインポートをしたところから。 …
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(折れ線グラフ3)― 折れ線グラフでエラーバーを付ける 今回はデータに対するフィッティングを試してみる。 まずは線形。 今回のデータは次のようになっているとします。 フィッティングするデータ 「Insert」->…
ソフトウェアの話題からは外れますが… NHKのEテレに「2355」(にーさんごーごー)という番組があります。 少し前の回で「ISS通過中」という新曲が紹介されました。 お休みにいい曲です。 自分のいるところでいつ見える可能性があるかをWebで簡単にみられない…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(棒グラフ3)― 棒グラフで軸を分割 時折、いくつかのデータだけが異常に大きなときY軸の途中を省略することがあります。Vueszでも、あまり見栄えはよくないですが可能です。 今回のデータは: x値 y値 1 2.45 1.…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(棒グラフ2)― 2値の場合 では、Excelでもよく使う2値の棒グラフを作ってみます。 データはこれ。 都市名 数量1 数量2 東京 1600 600 横浜 800 700 大阪 1000 900 名古屋 900 900 神戸 800 1100 福岡 1000 8…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(棒グラフ1)― 基本 折れ線グラフは一旦前回で終わり、今回からは棒グラフに入ります。 まずは折れ線グラフの第1回で使ったデータを棒グラフで描画します。 いつも通りデータをインポートしたところから。 「In…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(折れ線グラフ3)― 折れ線グラフでエラーバーを付ける 「折れ線グラフ1」の回で使ったデータを使って、エラーバーを追加する方法です。 折れ線グラフが書かれているところから始めよう。 一定の長さのエラーバ…
グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(折れ線グラフ2)― 折れ線グラフを2本書く 折れ線グラフを1つ書くのは大体わかりました。では、2本書いてみます。軸は同じとします。 データは: x値 y1値 y2値 1 2.45 2.1 1.5 2.87 2.67 2 3.25 3.12 2.5 3.…
さて復帰2回目。 グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(折れ線グラフ1)― まずは折れ線グラフ 今回のデータはこの.csvファイル。日本語のラベルもきちんとできる。 x値 y値 1.00 2.45 1.50 2.87 2.00 3.25 2.50 3.01 3.00 2.67 3.50 2.77 4.00 2.79…
しばらくあまり時間ががなくて、書けませんでしたが、久々の更新です。 原稿は少し貯めたので、少しずつアップします。 グラフ作成ソフトVeuszで科学的グラフを書く(はじめに) 科学系のグラフを書くにはExcelでは不足です。ただ、数回書くだけのために、Py…
今回は ChatGPT でどれだけ正確なコードが生成されるか試してみた結果を書きます。 まずは、Python でいろいろ書いてみます。 良いコードを生成されるには与える「お題」を分かりやすく伝える必要があると思います。 今回のお題。 「座標(0, 0)から座標(x km…
先日、社内でパソコンに詳しくないメンバーから聞かれたことを書いてみます。 「PDF ファイルを開こうと思うと Chrome 立ち上がってしまうようになってしまったんだけど。前は Adobe Reader で開けていたんだけど。 アイコンもなんか変わってるし。」 つまり…
Bitnami Redmine の仮想マシンは GUI のない Linux (Debian) で提供されています。 2023 年 3 月時点ダウンロードしたものは次のバージョンで実装されています。 Linux:Debian 11 / Kernel 5.10 今回の作業の環境は次のようになってます。 ホストOS:Window…
次の記事までを埋めるために書いておきます(笑) こういう記事を書くために画面キャプチャをよくとります。 私の環境は Windows なので、通常は「Print Screen」キーでやります。 しかし、Oracle VM VirtualBox の場合、この方法では「Oracle VM VirtualBox…
前回は、数式処理ソフト Mathematica のエンジンである Wolfram Engine を Jupyter で説明できるようにしました。 今度は Wolfram Workbench を使って、よく使われる IDE の Eclipse と Mathematica を連動できるようにしてプログラミングできるようにしよう…
ここまで連載形式で Wolfram Engine を使って書いてきたんですが、バージョン 13.1 をベースにしていました。 本日、Wolfram Research 社のダウンロードサイトを見たら、なんと、13.2 がリリースされているではありませんか。。。 Mathematica の 13.2 がリ…
前回は、ノートブックを作成して、保存するところまででした。 保存したら、次はそれを開く方法を説明する必要がありますよね。ということで、最終回はそれを説明します。 Jupyter が起動しているところから話を始めます。ディレクトリの一覧が表示されてい…
さて、普通の人は前回までで大方の目的を果たせると思います。 今回は、例えば、高校や大学で使うようなノートブック(講義ノート)みたいなものを作るための1つの方法をやってみることにします。教材を作ったり、思考過程をまとめたりするときには、式や実…
数式の処理だけでは、Wolfram Engine の面白い部分が抜けていると思ったので、今回はもう少し付け加えようと思います。 【オンラインのデータリソースを使う】 まず、データサイエンスという言葉が広く使われるようになってしばらく経ちますが、いざ自分で何…
前回までで環境の設定は終わりました。 今回は実際に計算をさせて、使い方や制限などを書きたいと思います。 Mathematica のノートブックではコードを書いて確定したら、実行するのに「Shift+Enter」を押します。Jupyter で Wolfram Language を実行するのも…
前回は Wolfram Engine をインストールするところまで書きました。 今日は Jupyter を入れて、Web ブラウザから Python のノートブックを同じ(Mathematica のノートブックに近い)環境を作ります。 ここで Python が必要になってしまうのは、仕方がないか。…
さて、今日は Wolfram Engine をインストールして、動作確認するまでをやります。 ステップごとに細切れの投稿に予定。一気にアップするとネタ切れになるのは確実なので(私の能力不足)。 【Wolfram Engine のインストール】 Wolfram Engine の本体は 1.2GB…
「ブログはじめ」として、先日から試していた検証を連載形式で書いていきます。 今後は別の興味あるテーマにも少しずつ広げていきたいなあ。 数式を処理するプログラミングとしては、以前は商用製品、例えば、MathWorks MATLAB、Wolfram Matheatica、MapleSo…